森からのおくりもの
先週末は良いお天気にい恵まれ、最高の行楽日和となりました。
風に揺れる木の葉が秋空に映え、とても気持ち良く過ごせるそんな日、たくさんのドングリをみつけました。
見上げるとそこには、大きなコナラの木が…
風が吹くたび、たくさんの実を落とします。まるで雨粒のように頭上から降り注いで、しゃがんだ私の背中にコツンと落ちてきます。
ほんの5分ほどで、お皿いっぱいのドングリと、そのぼうし(かくと)が集まりました。
これらの木の実を材料とし、イベントなどでエコクラフトを楽しんでいただいているのですが、集めたドングリには、ちょっとした下処理が必要です。
一度蒸して、その後、乾燥させて保存しておくのです。
10~15分、中火から弱火にかけます。あまり火が強すぎると、実が膨張し殻がはじけてしまいます。
これでツヤも出て、もう中から虫が出てくることもありません。
蒸したドングリは新聞紙やザルに広げ、2~3日陰干しします。
甲山を散策していただくと、ドングリの他にもいろんな木の実をみつけることができると思います。
甲山自然学習館には、これらの木の実を利用して作るエコクラフトを展示しています。
今日は新作をいくつか追加してみました。
ご家族やグループで、この秋、森からのおくりもので素敵なエコクラフトを作りませんか?