2016年5月26日木曜日

コアジサイ

コアジサイの花が咲いています。


はかなげで繊細な花姿。

街中でよく見られるアジサイとはまた違った雰囲気ですね。







花を歌として詠むことは昔からありましたが、

アジサイも万葉集の中で詠まれています。

そのうちの一つにこのような歌があります。 


紫陽花の八重咲くごとく八つ代にを

いませ我が背子(せこ)見つつ偲はむ

                 橘諸兄

(紫陽花の花が幾重にも咲くように、

あなたは幾年も永く栄えていらっしゃい。

私はあなたをみてなつかしく思っていましょう。)

宴の席で主人へのお祝いをこめて詠んだ歌

                      (万葉の植物 松田修著 カラーブックスより)
  


花の姿を愛でるのは、今も昔も変わらないですね。




アジサイの上でひとやすみ









2016年5月18日水曜日

初体験


トライやる・ウィークが始まりました。
瓦木中学校2年生の二人が甲山自然環境センターにて、
職場体験!!
大雨の後、山から流れ込んだ土砂を撤去する作業や
キャンプ場で販売している薪をつくる、薪割り。
甲山自然学習館では、ブログアップのための素材探し、
飼育展示の水槽清掃、図書コーナーの図書整理などなど、
多くの業務を体験しました。

たくさんのコナラの材を薪割り機で割っていきます。

初めての薪割り!
感想は?
楽しいです!とのことでした。
しかし、節のある丸太はスパッと思うように割れず、
試行錯誤しながらたくさん薪を作ってくれました。

スジエビの水槽清掃
普段できない体験をすることで、学校で学ぶこととは違う学びを肌で感じてもらえたら嬉しいです。

2016年5月16日月曜日

いい香りが♪ そして、湿原には!

今朝、目に留まったものは黄色と白色の花。
スイカズラが開花していました。
名前の由来は、こどもたちが花の奥にある蜜を
よく吸ったことからついたそうです。。
香りは、昼より夜の方が芳香がつよく、これは花粉を媒介する夜行性の蛾を呼ぶためと考えられている。(樹に咲く花 山と渓谷社より)



スイカズラ(スイカズラ科)



スイカズラ
花ははじめ白色、しだいに黄色に変わる。
 



今、目立つ白い花はカナメモチ。
生垣などによく植えられているレッド・ロビンはカナメモチトオオカナメモチの雑種。
名前の由来は、モチノキににていて、材が扇の要に使われたことからという説がある。(樹に咲く花 山と渓谷社より)
カナメモチ(バラ科)



カナメモチ



カナメモチ
 
こちらはカマツカ。
名前の由来は、材が丈夫で折れにくく、鎌の柄などにもちいられたため。
材の用途は鎌や洋傘の柄、牛の鼻輪など。(樹に咲く花 山と渓谷社より)

カマツカ(バラ科)


 
湿原観察園ではトキソウが2株開花していました。
トキソウ(ラン科)
和名は朱鷺草。
名前の由来は、朱鷺が翼を広げた際、
翼下面に薄いピンク色が見える。
これを朱鷺色といっている。
トキソウの花の色が朱鷺色に似ているため。
 
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