自然環境センターの前の舗装道をのそのそと歩いてました、と
ハイキングの方が学習館に連れてきてくださいました。
あなたは、だれ? どこから来たの? |
たんぽぽの葉やクローバーの花が大好きのようです。 |
長くするどい爪をしています。 |
しっぽはこんな感じ。 |
どうしてこんなところを歩いていたのでしょう。
ペットとして飼われていたものが逃げ出したのか、飼えなくなった人が捨てたのか分かりませんが、本来、この地域にいない生きものです。
ひとりぼっちで、甲山を歩いていた「リクガメ」さん。
不安でいっぱいだったことでしょう。
「ミシシッピアカミミガメ」や「アライグマ」など、さまざまな外来の動植物が、人の手によって連れて来られ、自然の生態系に影響を与えています。
この「リクガメ」も、「外来種だ」と言って、厄介がられたりするのはかわいそうな話です。
生き物のいのちを大切にしましょう。