2015年3月19日木曜日

姿はよく似ていますが・・・

つい先週、氷が張るほどの寒さと思いきや
今週はこの暖かさ、そして春雷の激しい雨。
春本番に向けて、一雨ごとに寒暖が
移り変わっていくのですね。
 

姿のよく似た三種の生きものが揃いましたので、
ご紹介します。

学習館ではおなじみの、ニホンイモリ
カエルのなかま、両生類です。
おなかは赤く、アカハライモリともよばれています。
(写真のようにおなかの赤くない個体もいます)
食欲旺盛で、動物質のものならなんでも食べます。
イモリは井戸を守ると言われます。
よく見るとかわいいお顔。

 
絶滅が心配される、カスミサンショウウオ
カスミサンショウウオの卵嚢
30~80個の卵が入っている。
カスミサンショウウオも両生類です。
イモリより体表はつるっとした感じ。
落葉の下や腐葉土の中に潜んで生活している。
 

お家の窓などにぺたり張り付いている、ニホンヤモリ

学習館に迷い込んだ、まだ子どものようで
3センチほど。
ニホンヤモリは、爬虫類です。
蛾や蚊などを食べるので、
見つけてもそっとしてあげたいものです。
ヤモリは、家を守ると言われます。
 


両生類と爬虫類は姿はよく似ていますが、
進化が大きく違います。

魚類→両生類→爬虫類 と進化しました。

簡単に言うと、
水から出て離れて生きることができる(爬虫類)か、できないか(両生類)です。

もっと詳しい違いもたくさんあります、ぜひ調べてみてくださいね。