2014年6月7日土曜日

湿原の今。

吹く風も夏めいてきましたね。
この時期、甲山湿原で咲いている花を紹介します。


カキラン




ラン科の多年草のカキランです。
名前は花の色が柿の実に似ている事から
由来しています。











モウセンゴケは陽当たりの良い湿地に生える食虫植物です。
粘液のついた紅紫色の毛がたくさん生えていて、小さな虫はふれると動けなくなり、
毛から出る液で消化されます。
モウセンゴケ

イシモチソウは陽当たりの良い栄養の少ない湿地に生える
食虫植物です。
葉の表面とふちの先端に粘液がたくさん生えていて、それで昆虫をつかまえます。

イシモチソウ


ササユリも咲いています。
ササユリの名前の由来は、葉の形が笹に似ている事からきています。
そして、花言葉は清浄、上品です。
凛として、気品のあるいでたちに香りが花言葉にぴったりですね。

ササユリ