初夏の街をいろどるアジサイ。
学習館横のアジサイも満開です。
華やかな花もきれいですが、ちょっと道端に目をやると
目立たなくても立派に咲いている野の花が見られます。
どこでも見られる花ではありますが、
キャンプ場内で見つけたものをご紹介します。
ニガイチゴ
実が苦いのかな?と思わせる名前ですが
なかなか甘いです。
ムラサキニガナ
うつむきかげんに咲く小さな花をつけています。
ニワゼキショウ
庭石菖と漢字で書かれる通り、アヤメ科です。
明治20年ごろ観賞用として日本に伝わったそうです。
チダケサシ
湿原観察園で見られます。
不思議な名前ですが、山に入った人が
食用になるチダケ(乳茸)というきのこを
この茎に刺して持ち帰ったことから名前がついたとか。
小さいピンクの花は繊細です。
ツユクサ
よく見ると、個性的な形ですね。
雨露にぬれた姿も美しいです。
コナスビ
ナスに似た果実をつけることからこの名前に。
ドクダミ
薬草としても知られ、お茶としても飲まれます。
多くの薬効があるため「十薬」と呼ばれるとか。
白い部分は葉が変化した苞葉(ほうよう)。
何となく効きそうな独特のにおいがしますね。
参照:野草図鑑 高橋修 著 ナツメ社