ドンコにあげるミミズを調達する為、土の中をスコップで掘っていたところ、何かの幼虫がたくさん出てきました。
一見見た感じでは、カブトムシやクワガタムシの幼虫に似ています。
カブトムシやクワガタムシの幼虫にそっくりです |
以前からこの幼虫、土の中のミミズを探しているといつも出てくるので、気になっていたという事もあり、調べてみる事にしました。
調べてみるとこの幼虫、コガネムシの幼虫だということがわかりました。カブトムシやクワガタムシの幼虫にそっくりですが、よく見るのはコガネムシの幼虫で、1匹いれば10匹くらいはいるそうです。
プランターで植物を育てていると、急に植物に元気がなくなったり、枯死したりした事はありませんか?
それはひょっとしたら、コガネムシの幼虫が土の中にたくさんいるからかもしれません。コガネムシの親は有機物の多い土を好み、卵を産む傾向があるので、有機物の多い土を使っていると幼虫が多発するそうです。
コガネムシの親は夏の間に土にもぐり、卵を産みます。卵は2週間ほどで幼虫になり、幼虫は植物の根を食べたりするそうです。
そして、冬を越し春先に蛹になり、5月から9月にかけて成虫になり、卵を産むのです。
コガネムシは金持ちだ~♪と歌われたりするので、あまり悪いイメージはなかったのですが、植物や農作物を作る人たちにとってはなかなかの悪さをする虫だという事がわかりました。