ご存知の方も多いと思いますが、夏至から11日目にあたる昨日7月2日ごろを「半夏生」というそうです。
近畿の一部ではタコを、福井県ではサバを食べる習慣があるようですが、皆さんのお宅ではいかがでしょうか?
この時期に花を咲かせ、葉を白く化粧するハンゲショウ(別名:カタシログサ)という植物があります。
ドクダミ科ハンゲショウ属の多年草で本州、四国、九州、沖縄に分布しており、水辺や湿地など湿った場所に自生するそうです。
しかし近年減少し、兵庫県でも準絶滅危惧種になっているようです。
そんなハンゲショウですが、甲山周辺の水辺でも、一部見ることができました。
名のとおり化粧した葉。
化粧することで昆虫を誘い、目立たない花の受粉を受け渡しをしてもらおうと、花の頃に葉を白くするそうです。
知恵ものです!
花のついていない葉は
白くなっていません。
花は確かに・・・少々地味です^^;
微かにドクダミに似た香りがします。
暦日と同名のそんな野草の存在が、一層季節を感じさせてくれます。
雨の一日でしたが、そのおかげで葉の緑がより輝いて見える今日でした。