2015年5月31日日曜日

まいごのカメさん

自然学習館にめずらしいお客さまがやって来ましたよ。

自然環境センターの前の舗装道をのそのそと歩いてました、と
ハイキングの方が学習館に連れてきてくださいました。


あなたは、だれ?
どこから来たの?
本で調べてみると、「ギリシャリクガメ」のようですが、まだ種類は不明です。「ギリシャリクガメ」だとヨーロッパ南部や北アフリカに分布するとのこと。

たんぽぽの葉やクローバーの花が大好きのようです。

長くするどい爪をしています。

しっぽはこんな感じ。


どうしてこんなところを歩いていたのでしょう。
ペットとして飼われていたものが逃げ出したのか、飼えなくなった人が捨てたのか分かりませんが、本来、この地域にいない生きものです。

ひとりぼっちで、甲山を歩いていた「リクガメ」さん。
不安でいっぱいだったことでしょう。

「ミシシッピアカミミガメ」や「アライグマ」など、さまざまな外来の動植物が、人の手によって連れて来られ、自然の生態系に影響を与えています。

この「リクガメ」も、「外来種だ」と言って、厄介がられたりするのはかわいそうな話です。

生き物のいのちを大切にしましょう。


2015年5月27日水曜日

やさしく見守ってくださいね。

先日、このブログで紹介したモリアオガエルのたまご。
無事にオタマジャクシになったようです。
元気に大きくなってね!

そして、また、5月21日ごろ、大きな2つの卵塊が発見されました!
5月21日の様子
しかし、なんということか・・・。
ある朝、卵塊の観察に行くと、2つともなくなっているのです。
5月24日の様子
心ない誰かが、持ち去ったのではないかと考えられます。
モリアオガエルの卵塊の観察を楽しみに甲山を訪れた方々は
とても残念そうに、そして憤りさえも口にされていました。

学習館スタッフも悲しくてたまりません。


しかし、今日の朝、ハイカーの方が
「また、産まれてたよ!」と教えに来てくださいました!

白く美しい卵塊
どうか、ここで無事にオタマジャクシになれますように。
たくさんの人が楽しみに見守っています。



さて、最後に、甲山に住むいろいろな仲間を紹介しましょう。


ニシカワトンボ

シオカラトンボ
上がオスで下がメス

テングチョウ
天狗の鼻のような長いかおをしています