2014年8月23日土曜日

秋の気配


八月は、雨が多く、夏らしい夏ではなかったように思います。
でも
この時期、枝つきの緑色のドングリが落ちているのを見かけると
確実に秋の気配がやってきているのを感じます。
さて、この枝を落としたのは、誰でしょう?

秋の初めに現れる、ハイイロチョッキリのしわざです。


ハイイロチョッキリがかみ落とした
枝つきのドングリ




母虫は長い口を使ってハカマのところに穴をあけ
ドングリの中に卵を産みこみます。
産卵後、母虫はドングリを枝ごと切り落とします。
地面に落ちたドングリの中で幼虫は育ち、
やがて地中に潜って
さなぎとなります。

 
 
ハイイロチョッキリは
こんな姿。
長いくちの先は、ハサミのようになっています。
枝をきり落とすには、
一晩もかかるそうです。
おかあさん虫は、がんばります。

 
 
 
 





めずらしいカタツムリがお目見えです。
      オオケマイマイ

殻の周りに毛のようなものがあります


横から見ると
平べったい傘型のかたちです。



大きさは2センチほど。
一般に見られるクチベニマイマイよりちいさめです。