9月ごろ、コナラの木の下にドングリがついたままの10cmほどの枝葉がよく落ちています。
それはハイイロチョッキリ(甲虫目オトシブミ科)の仕業です 長い口を使ってドングリの中に卵を産みこみます |
産卵後ドングリを枝ごとチョッキンと切り落とします |
地面に落ちたドングリの中で幼虫は育ち、やがて子穴をあけて脱出し 地面にもぐってサナギとなります |
「なぜ、枝を落とすのか」
ハイイロチョッキリがコナラのドングリに産卵します。 おなじように、コナラシギゾウムシもコナラのドングリに産卵をします。
時期的に先に産卵するハイイロチョッキリが同じドングリに産卵させないように、先に枝を落としてしまうと考えられています