2025年2月27日木曜日

スズメバチの巣 解体してみました。




今日は、甲山の近くで見つかったスズメバチの巣の解体の様子をご覧いただきます。


来館者さまのご協力をいただきました。







見るからに大きいスズメバチの巣。直径は45㎝ほど。







重さをはかってみましょう。なんと2㎏!







開けてみました。白い蛹が見えています。


蜂もいますね。キイロスズメバチのようです。







断面のようす。8層になっていました。


すごい部屋数です。







 巣の中の蜂たちを取り出してみました。女王蜂はいなかったようです。


働きバチの中には生きているものもいました。


越冬するのは珍しいようです。貴重な体験でしたね。



2025年2月20日木曜日

野の花 育っています

 


毎日厳しい寒さが続きますね。


冷たい風が吹くと、一層寒さが身にしみます。


冬の終わりの時期、野花は春へ向けて準備をしているようです。






こちらはヨモギ。芽生えてすぐはシルバーがかっています。


葉も柔らかいです。春の新芽を使ったよもぎ餅は香り豊かですね。








こちらは何でしょうか。少し花の色が見えていますね。








答えはホトケノザです。


葉っぱが仏様の座られる仏座の蓮華座に似ていますね。







こちらは何でしょうか。


つるのようなものが出ています。







答えはカラスノエンドウです。


大きくなると葉がしっかりしていますね。







こちらは何でしょうか。


葉っぱが毛で覆われてふわふわしていますね。




 



答えはオランダミミナグサです。



欧州原産で、「ミミ」は動物の「耳」、「ナ」は食べられる「菜」という意味だそうです。



暖かい春が待ち遠しいですね。




(参考文献:野草の名前(春) 山と渓谷社)




2025年2月13日木曜日

クワガタ カブトムシ 冬の過ごし方

 

学習館メンバーの夏の人気者たち


クワガタ カブトムシの冬の過ごし方をご覧ください。






ケース内の朽ち木をめくってみると、


クワガタは自分サイズの穴を作ってお休みしています。


夏と違ってほとんど動きません。







こちらは堆肥箱の中にいたカブトムシの幼虫です。


まるまるとしていかにも健康的で、よく動いています。






体の表面に細かい毛がいっぱい生えていますね。


感覚毛といって、周りの振動を察知できるそうです。


体に土がべったり付くのも防いでくれますね。


脚は成虫と同じ6本。側面の点々は気門という呼吸のための穴です。


食べた腐葉土の色でお尻が黒く透けて見えます。


立派な成虫の姿を見るのが楽しみですね。



2025年2月6日木曜日

氷張りました


厳しい寒波の朝、あちこちで氷が張っています。






農地のつらら。流水が凍ったようすです。







水瓶に張った氷。厚みは1㎝くらいです。落ち葉も一緒に氷の中です。







林道を歩くとザクザクと音がしました。足元にたくさんの霜柱が!







こちらの霜柱は3㎝ありそうです。長いですね。






湿原観察園も霜柱がたくさんありました。


キセルアザミが顔を出していましたよ。







アセビも新芽がでています。春の準備ですね。