2016年1月27日水曜日

メジロのお食事

今日は寒さがやわらぎ、お昼の気温が10℃と暖かい日になりました。

湿原観察園を歩いてみると・・・


メジロが柿をついばんでいましたよ。

林道ではアオジがお散歩中。今日はアオジをたくさん見かけました。



かわいいとりさん達に出会える季節なんだなって思うと、寒い冬が楽しくてたまらないのでした。

2月13日はエコひろば「社家郷山の生きもの探検隊~鳥のプチ博士になろう!」があります。
そのときもたくさんの鳥が見られるといいな!

2016年1月25日月曜日

池も地面もカッチコチ

こんにちは!

昨日と今日は大変厳しい冷え込みとなりましたね。

昨日の学習館周辺の日中の気温は最高気温1℃、最低気温は-2℃でした。
今日の最高気温は5℃、最低気温は1℃でした。

そんな甲山にある水場はどうなっているのでしょう。

カメラを片手にキャンプ場周辺を散策してみました。


 
モリアオガエルの観測池にやって来ました。

カッチコチに凍っています。

今モリアオガエルは土の中で越冬していますが、もしも起きていて池に飛び込もうとジャンプでもしたら、、、

やはり冬眠していて正解ですね(笑)




次は第四湿原に向かいます。

湿原に向かって歩いていると、足元から「ゴリッゴリッ」と音が聞こえました。


音の正体は霜柱でした。

地面から真っ直ぐ土を押し上げて伸びていました。



そして第四湿原へ。

湿原もあまりの寒さに湿原までカッチコチに凍りついていました。

昨日今日の寒さによって、池も湿原も、地面でさえも凍りついていました。

2016年1月22日金曜日

アベマキの葉とクワガタ

学習館北のアベマキです。
葉が茶色く、まだ落ちていません。
枯れているわけではないのです。

よく見ると、新芽が(^^♪
緑色になっているのは茶色い葉が落ちた後、葉痕と言います。

こちらはシイタケの古くなったほだ木を割ってみると出てきた
チビクワガタ

2016年1月19日火曜日

ゆきです


みやたんはうす 初冠雪。


サイトに降りる階段も雪化粧。
寒かったのか、生き物達の足跡もなく ひたすら白の世界。


白と黒の服をまとったコゲラのドラミングだけが響きます。

2016年1月16日土曜日

冬の日の1ページ

寒い日が続いております。本日、甲山周辺はこんな感じです。


寒々とした冬の色です。

川のほとりまで行ってみました。なにか冬らしい景色はないかな?


氷の花のよう



川に落ちた鳥の羽に水滴がつき

凍りついています。









踏むとじゃりじゃりと音が・・・





白い部分は霜柱です。

土全体に広がっていました。













木の皮のをめくると 卵があります。

何の卵かな?


落ち葉の下では、どんぐりが根を出していました。





いつもは初春に咲く花が、一輪だけ咲いていました。



寒そうに感じられます。


虫たちも花たちも、静かに寒い冬を過ごしています。

落ち葉を踏みしめる感触や音、風の冷たさも

冬ならではの風景。

毎日が同じように見えて、少しずつ違っています。

今日という日の1ページでした。




2016年1月15日金曜日

くさっ、、くない??


こんにちは。昨日に引き続き本日もブログを更新させていただきます。

 さて、本日のブログではカメムシについてです。
みなさんカメムシについてのイメージはどのようなものでしょうか?
私は、見た目は地味だし、そんなに珍しくもないし、そしてとにかく臭い!!というイメージを持っています。

多くの方はこのようなイメージをお持ちではないでしょうか。

しかし、甲山にはこんなイメージを覆すカメムシがいました。

その名前はキバラヘリカメムシ



なかなか鮮やかな見た目ですね。

キバラヘリカメムシは名前の通り通常は黄色い腹をしていますが、越冬の時期になると白っぽく変色するようです。

ひっくりかえしてごめんなさい。。。
たしかに黄色というよりは、黄緑に見えます。

そしてこのキバラヘリカメムシの大きな特徴が”におい”なのです。

通常のカメムシはとっても臭いにおいを放ち外敵から身を守りますが、このキバラヘリカメムシはなんと、青リンゴのようなにおいを放つそうです。

そんな情報を知ってしまったら、、、確かめるしかありませんよね。。 自らの鼻で。。。

好奇心6割、不安4割、、、勢いのままにカメムシをつついてみました。


つついた指を嗅いでみると「くさっ、、くない??あ、確かに青リンゴのにおい!」 
カメムシを触ったのにもかかわらず、指先のにおいは青リンゴのにおい。不思議な体験でした。

このキバラヘリカメムシ、学習館に展示していますので、ぜひお越しください。




~イベントのお知らせ~



2016年度、甲山農業塾のオープンデーの日にちが決定いたしました。ぜひ、ご参加してみてはいかがでしょうか。

申込み、お問い合わせ:

NPO法人こども環境活動支援協会(LEAF)
〒662-0001 西宮市甲山町67
         TEL/FAX:0798-74-0263






2016年1月14日木曜日

身近に暮らす動物たち

先週、西宮広田地区付近でサルが出没したとのニュースには驚きましたね。
その後、あのけがをおったサルはどこへ行ったのでしょう。
うまく自然に帰れたのでしょうか。

しかし、そんなに市街地から離れていないここ甲山周辺にも中大型哺乳類たちは生息しているのです。
甲山自然環境センター内の敷地には、自然調査のためセンサーカメラを設置して動物などの調査をしています。

こんな動物をカメラがとらえました。


このシマシマしっぽは
アライグマ


カメラ目線でしっかり写っていますよ
イノシシ
おなかにぶらさがっているのはおっぱいかな


タヌキ
右端にいます
「焼き物のたぬき」のイメージよりほっそりしてます




どこにいるかわかりますか
左上4分の1あたりの木の根元にいますよ
茶色い後ろ姿
イタチ



センサーカメラをのぞいてみました
ヤマガラ


こんなにも私たちの近くに動物たちは暮らしています。
身近な自然を知り、この環境を大切に
守っていきたいものです。

2016年1月7日木曜日

2016年 冬の昆虫の過ごし方

あけましておめでとうございます
旧年中はお世話になりありがとうございました
本年もどうぞよろしくお願いいたします


2016年冬 甲山自然学習館で飼育展示している昆虫たちの冬越しの様子をご紹介します。
虫によって成虫越冬、幼虫越冬、蛹越冬、卵越冬それぞれです。
まずは成虫越冬

セモンジンガサハムシ

トゲナナフシ

アオマダラタマムシ


ヒラタクワガタ

コクワガタ

チビクワガタ

オオオサムシ
 幼虫越冬
アカスジキンカメムシ

カブトムシ


オオムラサキ


ゴマダラチョウ

オオムラサキ(左)とゴマダラチョウ(右)
 蛹越冬
ツマグロヒョウモン

ナミアゲハ
  最後は卵越冬
オオカマキリ

ハラビロカマキリ?

トゲナナフシ

甲山自然学習館で実物を見てみてください。
それぞれの展示物に説明もありますので是非いらしてくださいね~!
画像で見たイメージとずいぶん違うかもしれませんよ。