2013年5月29日水曜日

梅雨入り

5月28日近畿地方も梅雨入りとのこと
春が終わり、本格的な夏の到来までのあいだ
いきものたちは、水の恵みを得て、いきいきと
夏の準備をしているように思えます。


甲山に、ハチの巣が・・・

外側のカサのようなおおい(外被)や、
その模様から、スズメバチの一種と
思われます。
部屋の中には幼虫が動いています。
中央寄りのほうが
大きく成長しています。
外側の部屋には
孵化まえの卵が。
うまれたときから個室あり!
一番大きな幼虫は
1.5㎝ほど。
小さなあごも
動いています。
ハチとのトラブルを防ぐため駆除をしましたが
ハチたちも一生懸命生きているのですね

2013年5月28日火曜日

おそうじ大作戦

5月25日(土)
エコひろば 『甲山ハイキングとクリーン作戦』 がありました。
31名の参加者と共に
仁川河原付近のお掃除です。

近頃、プラスチック製のB・B弾が無数に落ちています。

散らすのは一瞬、しかし回収は一粒、一粒、手作業です。

鳥や魚が、エサと間違えて食べてしまっては大変!

1時間の活動で約23100個を拾いました。

まだまだあります。
継続的な作業が必要ですが、
何よりも、
もうまき散らさないでください。




地道な手作業
無数に落ちています
自然を保護している場所




B・B弾 23100個 
                 

 

2013年5月24日金曜日

気持ちのよい5月

日差しの強さは夏を思わせますが
本日の湿度は30%以下。
からっとしていてなんと気持ちのよい日でしょう。
新緑が目にしみ、命がすくすくと育つ季節です。
 
 
学習館駐車場の南にあるグミは
実をつけはじめました。
赤く熟すのが楽しみです。
 


鋭い刺があるものもあるのでご注意を
刺は枝が変化したものです。

グミの枝には
枝とそっくりな虫が。




2013年5月19日日曜日

モリアオガエルの産卵がありました

今年初めての産卵

ソフトボールくらいの大きさで、はじめはネバネバしていますが、日が経つにつれて表面がかわいてカサカサに固まっていきます。

この表面が空気をさえぎってくれるので、内側はたまごがふ化するのに必要な温度や湿度が保たれています。

中にあるたまごの数は約400~500個。
 
約20日後くらいに
オタマジャクシになって次々と池におちていきます。


参考図書:増田戻樹著
「科学のアルバム」モリアオガエル
自然学習館に置いています。



モリアオガエルは生まれた地にもどる習性があるといわれています。

オタマジャクシからカエルになり森にもどってまた、何年かののちにこの地にもどってくるように
見守ってください。

2013年5月17日金曜日

社家郷山 北側は?

社家郷山を北側から見るとこんな感じです。


山頂が茶色に見える所が「馬の背」という見晴らしのよい場所の近くになります

社家郷山はモチツツジの季節を迎えました。
緑の中で、ピンクの花が目を楽しませてくれます。
葉っぱを触ってみてください。
その名の通り、ネチョッとしますよ。

モチツツジ
そこで見つけた虫たちは・・・

カイガラムシとアリは共生関係にあります。
アリがカイガラムシから蜜をもらっているところだと思います。

シャクトリムシもツノがあるとかわいらしく感じます








ヤマトオサムシ:赤銅色に光っています。


並んでお食事。


館内には、近くを流れる仁川に生息する生きものたちを飼育展示しているスペースがあります。

現在、ドンコやムギツク、スジエビがいますが、それらの水槽にはカワニナも同居しています。

後ろに写っているのはムギツクです。


カワニナは、ニナ目カワニナ科の貝類で、北海道南部、本州、四国、九州と広く生息しており、
石などに付着した藻類などを食べ物としています。


このカワニナはゲンジボタルやヘイケボタルのエサとしても重要な存在です。

今年もホタル観察の季節が訪れます。
ぜひカワニナも観察してみてください。

2013年5月6日月曜日

社家郷山 初夏

新緑が目にまぶしい季節になりました。

樫ケ峰ルートから


歩きながら周りを見ると・・・
ヒメハギ
ナツグミ



オオカワトンボ 色がとてもきれいです