2013年10月25日金曜日

湿原の様子

オケラ 甲山第一湿原内で咲いていました
アキノキリンソウ 


ヤマハギ 少しだけまだ咲いていました

 
センブリ これからまだまだたくさん咲きそう
湿原立入制限区域外でも見られます
 


リンドウ これからまだまだ楽しめそう


ウメバチソウ 
甲山第四湿原内にもたくさん咲いてます
外からでも確認できます


2013年10月21日月曜日

甲山ハイキング&ダッチオーブン料理とスモークアラカルト報告

環境学習都市宣言10周年記念事業 
甲山自然環境センター主催イベント 

「甲山ハイキング&ダッチオーブン料理とスモークアラカルト」

2013年10月20日(日)9:00~14:00開催しました。

あいにくの雨でハイキングは中止となりましたが、
薪割り、火起こし、ダッチオーブン料理、野外燻製など兵庫県キャンプ協会の三木氏にご指導いただき大人の野外料理を十分楽しめたようです。
当日、イベントに参加された方々が学習館に立ち寄られ、お料理はどれもおいしかったと好評でした。



<<<参加者の感想>>>
●雨で残念でしたが、普段できない火起こしなど体験をさせてもらえてよかった。野菜、ピサ゛、スモークチーズ・・・おいしかったです。今日教えてもらった事をまた自分たちでやってみたい。
●雨で山歩きができず残念でしたが、火起こしや調理など自分たちでできてとてもよかったです。どの料理もとてもおいしかった。こどもたちもよい経験になりました。
●このプログラムはハイキングなしで十分楽しめました。また、このようなイベントを企画してください。
●しっかりした内容でした。みんなで協力して作り上げる和気あいあいと楽しめました。
●薪割り、火起こしから料理が作れて楽しかった。ポークと焼きリンゴは家でも作りたいおいしさでした!お父さんに作ってもらいます!!
●とても楽しかったのでもっとスモーク教室をしてください。

2013年10月19日土曜日

最近のセンサーカメラ映像から

やっと、秋の気配を感じられる気候になりましたが、
動物たちも寒い冬に備えて「、たべもの」探しに懸命です。
今回は撮影時間に、ご注目!


イノシシは夜行性動物といわれていますが、
本来は昼行性で、
夜間行動が多いのは、
「人間が活動している時間帯をさけているためである」 
という説もあります。

     アライグマは哺乳綱・ネコ目(食肉目)・アライグマ科の夜行性の動物で、
      目の周りが黒い帯状。尻尾は30~40cmで5~6本の横縞があります。
                      体重は7kg前後。 


ハクビシンは哺乳綱・ネコ目(食肉目)・ジャコウネコ科の
夜行性の動物で、
額に白帯があります(白鼻芯)
尻尾は40~50cmと長く、体重は4kg前後。
 人里近くの山野を中心に単独で活動し木登りが得意で 
主に果実類を中心に採食しますが、
昆虫類や小型のほ乳類も食べる雑食性です。

 
        タヌキは夜行性で、昼間は木の洞や岩穴などで休んでいて、
        時にアナグマキツネの巣穴などに入っていることもあります。
               また、タヌキは環境にもよく適応して、
               山が近い住宅地などにも現れます。
           基本的には昼行性で日中に採餌のため徘徊しますが、
           人間活動の影響により二次的な習性で夜行も示します。


2013年10月18日金曜日

アリジゴク

このところ ようやく秋本来の気候になってきました。
朝晩は 空気もひんやりし始め いよいよ秋も深まってくるのでは・・・
 
学習館の軒下に アリジゴクの巣を見つけました。


すり鉢状の穴が数個

 
 
穴の中の住人は こんな姿をしています。

いかにも地獄へ落ちたものを
待っているような姿と感じるのは偏見でしょうか?
 
 アリジゴクとは・・・
*ウスバカゲロウの幼虫で 巣に落ちてきた  アリなどの 小昆虫を捕まえて 体液を吸います。


*肛門がなく 排泄物はすべて羽化するときまでため込んでいます。
 
 成虫になるには数年かかります。                                                
 *後ろ向きにしか 歩けません。
                                   「野山の昆虫」より
なんとも不思議な昆虫です。 

2013年10月16日水曜日

ヤモリの災難

台風26号が近づいて、甲山も午前中から雨となりました。

甲山自然学習館にいるアカハライモリは・・・
いつもどおり、のんびりとした姿を見せてくれています。

さて、先ほどびっくりさせられたのは、このイモリではなくヤモリです。

軒先に、しっぽを上にして、つり下がっていたんです。
つり下がっていたのはこのヤモリくん。


体長5センチほどの本当に小さなヤモリです。
なんでつり下がってしまったのかというと・・・

なんと体長5mmほどの、この小さなクモの巣にかかってしまっていたんです!
びっくりして、あわてて糸を切ってあげたのですが、案外しっかりした糸で、人間の手でもすぐには切れませんでした。

ぐったりとつり下がっていたヤモリくんですが、下ろしてあげるとしばらくして、元気に逃げて行ったので、安心しましたよ。
ヤモリがクモの巣につかまってしまうこともあるんですね。


2013年10月10日木曜日

秋の気配

今日は夏に逆戻りしたかのような暑さになりました。
でも確かに秋は訪れているようです。

ミツバアケビ

ミツバアケビの実です。熟してくると紫色になり、実が縦に大きく裂けて、口を開けるので、開け実→アケビと呼ばれるようになったようです。中の白い実はとっても甘いです。

次は、いろいろな木の実の汁を吸って、成虫になるのを待っている虫です。

アカスジキンカメムシの幼虫



アカスジキンカメムシの幼虫です。体長は1センチほどで、この幼虫は5齢の終齢幼虫(しゅうれいようちゅう)です。
この姿のまま、落ち葉の下などに小さな集団を作って、越冬します。

一見すると黒と白の地味な模様に見えますが、光があたると、美しい赤っぽい金属光沢があることがわかります。

来年の初夏には、全然色が違う、緑の光沢のある羽を持つ成虫になりますよ。