2013年12月22日日曜日

冬至の甲山

午前9時半頃には雪がちらつきました。
でもその後は日差しがまぶしくなってきました。
その日差しにさそわれたのか、虫たちがコンクリートの上でひなたぼっこです。




とことこ歩いていたアオクサカメムシ







2013年12月17日火曜日

初冬 林床に舞う蛾

初冬の雑木林は落ち葉でいっぱい。お天気のいい日はおひさまの光でぽかぽかと暖かい。 そんな場所の足元でたくさんのチョウ?ガ?が飛んでいる。 成虫が冬に現れるガです。フユシャクの仲間。

飛んでいるのはオスで、メスは翅が退化して飛べないようです。  

今年は特に多かったような気がします。








写真上がメス 下がオス












メスの大きさは1㎝程度


メスの翅は退化している

 

 

2013.12.18  飼育ケースに卵が27個ありました



卵は全部で27個あり、複数箇所で産んでいました。

 

1つの卵の大きさは1㎜にも満たないほど肉眼で見る卵はつやつやピカピカして神秘的でとてもきれいです

2013年12月16日月曜日

2013年12月6日金曜日

紅葉の変化




12月20日 パノラマ合成
パノラマ合成

11月17日

11月23日

11月30日

12月3日

12月6日

2013年12月5日木曜日

こちら 仁川産 スジエビです。

紅葉深まる甲山

学習館内で飼育している
スジエビの水槽を見ると、
透明のエビの姿

思わず、生きてるのかな?と不安になりました。

よく見ると
 『脱皮したぬけがら!』 
 見事に抜けたようです。



一方で元気な本物エビの姿
 


  スジエビ…エビ目テナガエビ科 体調55㎜ 
         体は透明で黒褐色の縞模様あり。腹部にも
         7本の横縞あり。
         寿命は2年以上で3年に及ぶ。
                     フィールド総合図鑑 川の生物(山海堂)より

        藻類水草も食べるが、食性はほぼ肉食性で、水生昆虫や他の小型甲殻類、
        貝類ミミズなど様々な小動物を捕食する。
        大きな個体はメダカなどの小魚を捕食することもある。餌が少ないと共食いもする。

2013年12月3日火曜日

みやたんとみにゃっこ


紅葉のうつくしい、よくはれた日に「西宮まちたび博」で毎日チョーいそがしい「みやたんがおともだちのみにゃっこ」と甲山にある「みやたんハウス」にかえってきました。

みやたんは ひさしぶりのお家にうれしくておどりだしました。

         

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この日は受付での応対とでんわ受付のおてつだいをしてくれました

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2013年12月2日月曜日

巣は土器のような とっくり形

まるで、土器のようなとっくり形をした巣を作るハチがいます。
その名は、ずばり トックリバチ
巣ができ上がると、親バチはえさになるアオムシに針を刺して麻酔をし、
そのアオムシへ産卵した後、入口をふさいでしまいます。
卵からかえった幼虫の食物は、腐るおそれのない生きた肉塊です。
一つの巣に一つ産卵します。

幼虫はいつでも新鮮な食べ物が食べられる、
食堂付のぜいたくな個室で育つのですね。
とっくりの口が付いているように見えます。





とっくりの横に大きな穴が開いているので既にハチが出て空っぽです
巣はほんの1センチほどのおおきさです



2013年11月25日月曜日

野路菊

自然環境センターの日あたりのよい斜面に
野路菊の花が多く咲いています。
七・八年前に近藤浩文先生(前 西宮自然保護協会会長)が幾苗かを
自然学習館横の植え込みに植えられたノジギクの種が風にのって
甲山の大地に根付いていきました。
日本固有のキク科キク属の美しい野菊です。

主に西日本の本州・四国の瀬戸内面などに分布しています。

兵庫県は分布の東端にあたり、もっとも多く分布
するともいわれています。

兵庫県の県花で野生のものは県のRDBのCランクになっています

近藤先生は自然環境の分野だけには留まらず
西宮の文化や歴史においても造詣が深く、
地域の自然活動や学校の総合学習をはじめ、
自然・歴史・文化を後に語り継ぐ「語り部」を養成する講座。
甲山森林サポーター養成講座の講師もしていただきました。

2013年11月13日水曜日

小学生の森林整備体験



10月31日に甲山自然環境センター内の森林で
小学生160名の森林整備体験がありました。
ksc(甲山自然環境サポート倶楽部)の22名が
指導にあたりました。
この様子がベイコムテレビで取材され
インターネットで公開されました。
ベイコム地元ニュース 兵庫



2013年11月9日土曜日

紅葉の季節です

秋には温度の低下とともに光も減少して光合成能力も落ちてきます。
その結果植物体を維持できなくなります。
特に広葉樹は葉が大きく平らなものが多いため葉の全面から
蒸散によって水分を奪われてしまいます。
そのため冬になる前に、葉柄の基部に「離層」とよばれる
層をつくって葉を枯死させ、休眠芽や冬芽のかたちで休眠します。


紅葉が美しくなるには基本的には
「いかに多くの糖分が葉に蓄えられたか」
「葉緑体がいかに早く分解されるか」によります。
日中は快晴で暖かく夜間に急激に冷え込むと
クロロフィルの分解が促進され
逆に夜の気温が高いと昼間に蓄えた糖分が
呼吸などに使われてしまうため紅葉には
昼夜の温度差が大きいことが重要です
小さじ1杯の砂糖(糖分)を溶かしたコップ1杯の水を用意します


さくら(左) かえで(右)の葉をいれ直射日光があたらない
明るい窓際に置いてみます。
どのように葉が変化するでしょうか?
平地より山地の紅葉が美しいのは空気が澄み、紫外線が
多く、昼夜の温度差が大きいためです。
夜間の冷え込みによって「離層」を急激につくり
強い日差しで糖類を多く生産蓄積し、紫外線でクロロフィルが
分解促進されます。
                   参考図書:川尻秀樹著「読む植物」図鑑」

2013年11月8日金曜日

火育、魚の捌き教室、農作業

 CEL・LEAF共同研究
甲山キャンプ場で行われた第一次産業学びの社会デザイン
実践研究プロジェクトのご報告


甲山キャンプ場が学生向けのセミナーに活用いただきました。

2013年11月4日(日)9:00~16:15開催。








大阪ガスビジネスクリエイトの講師の方をお招きし、火起こし体験!
火起こしは中空のウツギとスギの板の摩擦で火種を作り、麻に火種をくるみこんで空気を入れて発火させます。
参加学生は全員火を起こす事ができました。











兵庫県漁業協同組合連合会の講師の方をお招きし、魚(アジ)の捌き方体験教室!
アジの鱗をとり、内臓を出して洗い、3枚おろしにし、ムニエルにしていただきました。 











キャンプ場近くの農地で、白菜、大根の害虫駆除!
イモムシ等、丁寧に取り除きます。
大根の間引きと追肥、サツマイモの収穫、葉物と大麦の種も捲きました。









✿✿✿参加者の感想✿✿✿

・大根を間引きして、追肥している所が大きく成長していて、うれしかった。

・火起こしをしている時は細胞が活性化されている気がした。大根は葉が大きくなっているが、肝心の実の方に栄養がいっているかどうか心配。このセミナーは毎回いろんな体験ができていい。

・子供の頃は火が怖かったが、今はありがたいと思う。魚を捌く時に、魚の匂い、感触、内臓から血が出ているのを見て、切り身の魚を料理するのと違い、生き物をいただいている事を強く実感した。子供達にも魚捌きを体験してほしいと思った。

・畑の野菜も成長していたが、シンクイムシも成長していた‥‥‥。

・最近の子供達は火を見る機会が減っている事に驚いた。火のありがたみを感じられるような教育が必要だと思った。