2014年11月28日金曜日

毛が生えてる?!カタツムリ

甲山自然学習館には今3種類の「カタツムリ」がいます。

甲山でもよくみかけるクチベニマイマイ(殻径3センチくらい)
 

殻口の外側がクチベニみたいに赤いんです

まあるい殻(カラ)をもつカタツムリ(殻径約1センチ:名前は調べ中)。
体が白くてきれいです。

そして殻径1.7センチほどの・・・

殻に毛のようなものがあるオオケマイマイです。
なんでこんな毛みたいなのがあるのかは、まだよくわかっていないようです。

あまり見かけないカタツムリです。

でもその理由、飼育してるとわかる気がします。
この子たち、なかなか顔をだしてくれないんです。
はずかしがりやさんなのか、こわがりさんなのか・・・

ようやく顔をだしてくれたところは、こちら・・・














横から見ると、とってもうすっぺたい殻なのがわかります。




小顔で、殻の大きさのわりに体がちっちゃくって、なんてかわいいんだろう!!って思ったのでした。


 

2014年11月24日月曜日

秋深し

勤労感謝の日を含むこの3連休、甲山は良いお天気に恵まれ、穏やかな秋の日を

楽しまれた方々で賑わいました。

 

(お仕事だった方々、お勤めお疲れ様でしたm(__)m という私も…)



とは言え11月も残りわずか。


すでに数種類の色づいた植物をご紹介してきていますので、ここではそのおさらいです。





紅葉の代表。もう皆さんご存知ですね?

イロハカエデ

こちらも度々紹介してきましたが、ますます鮮やかに色づきました。

ツタ

こちらはほぼ落葉。

ソメイヨシノの落ち葉
ソメイヨシノ 寂しくなりましたね・・・

 

きれいなグラデーション。

ドウダンツツジ


赤だけでなく、黄色もまた青空に映えます。

コナラとメタセコイヤ
 

明日はお天気が崩れるとのこと。甲山の紅葉もそろそろ見納めでしょうか…

 

落葉後は、いよいよ野鳥観察のシーズンです。ぜひ甲山にお出かけください。





 





2014年11月21日金曜日

木の実と紅葉と昆虫と謎





ヤブムラサキの実 宝石のよう?

ナツハゼ

ムキノキ

ソメイヨシノ

コバノミツバツツジ

コナラ

イロハモミジ
ドウダンツツジ

湿原にはウメバチソウがまだひっそり咲いていました

山道で見つけたこれ。???だれかしら?



スズメバチもよたよたと・・・力なく 
まだいるので気を付けて!



自然の家玄関前にトゲナナフシが!
雄がいなくても子孫を残せる単為生殖なんです(@_@;)
 


トゲナナフシ 足は6本

胸のあたりにトゲトゲがあります
触っても痛くなかったよ!


2014年11月16日日曜日

スズメのお食事

食事場所は自然の家駐車場のマツ
食べているのはマツの実
松かさの間に入っている翼を引っ張り出して
種の部分だけを食べ、翼はペッと捨てています。
マツボックリの種はヤマガラもよく食べに来ていますよ!

スズメの口元に翼が見えます




2014年11月12日水曜日

ツル植物いろいろと愛らしい野鳥

西宮市立甲山自然環境センター駐車場周辺でツル植物を観察してみましょう。
林縁の小低木やツル植物からなる植物群落。マントように覆うのでマント群落と言います。
森林を風や寒さから守る効果もあるようです。
何種類ものツル植物たちはマサキやエノキを覆い、
ツタはマツを登っています。

ミツバアケビ 

10月ごろおいしい実をたくさんつけていました。

ツルで籠やリースを作ります。

ムべ
 11月ごろおいしい実をつけます。

残念ながらここにあるものはツルが短く
実がついていません。
アケビの仲間で葉は常緑です。

ヤマノイモ
 ムカゴがまだ残っていました。
素揚げにして塩をふると美味しいおつまみに(^O^)/
葉は黄色く色づいています。

ノイバラ 
ツルには棘があるので気を付けてください。
実は果実酒にすることもできます。野鳥も食べます。

サルトリイバラ
 雌株には赤い実がなります。
実はリースに使われています。

こちらも棘がありますのでご注意を!

ヘクソカズラ 
オレンジの実が美しい。
実をつぶすとにおいがします。
これもリースに使われます。

アオツヅラフジ 
おいしそうに見えるけれど有毒植物なので
要注意!!

葛篭(つづら)はツヅラフジのツルを編んで作った
衣服などを入れる蓋付のカゴ

カエデドコロ 
ヤマノイモの仲間です。
本州中部以西の山地に自生する南方系の植物。
夏に可愛い橙色の花をつけます。

フジ
初夏に美しい紫の花が咲きます。
フジのツルも籐細工としてよく使われます

ノブドウ
青、ピンク、緑等宝石のような美しい色の実もありますが、
中には虫が入っていることが多いようです。

ツタ
今、美しい紅葉の一つです。
昔は早春この茎を切り、切り口から出る汁を煮詰めて
甘味料にしたのでアマヅルと呼ばれました。

ツル植物の写真を撮っている時に見つけた
カマキリの卵嚢
ハラビロカマキリかな?

野鳥たちの愛らしい表情



ジョウビタキ 
冬鳥として秋から冬、甲山周辺で見ることができます。
自然の家裏にて撮影





自然の家前のカイヅカイブキで休憩中のスズメ




愛らしい表情
何をかんがえているのかしら?

2014年11月11日火曜日

天まで昇れ!

甲山周辺も 紅葉がすすんできました。
美しく紅葉する葉の代表格に、ツタがあります。

学習館前の駐車場をふと見ると、
うろこをまとったマツが・・・
ツタがマツに絡みつき、
まるで昇り竜のように見えませんか?


ツタは秋の紅葉が美しくツタモミジとよばれます。
和名は伝う(つたう)の意味です。

マツの下には、きれいなノコンギクがさいていました。
花びらは濃いあおむらさき色をしていて
ノコンギクの濃色品種です。