2014年7月9日水曜日

みんながんばって生きています。

社家郷山の林で、コゲラがあけたであろう穴がたくさんあいた、サクラの木が見つかりました。
穴に深さがないため、巣穴ではなく食糧の虫を探すためにあけた穴ではないでしょうか。



コゲラは、キツツキの仲間で、木に垂直にとまっていることが多い
ようです。
鋭い爪で木にしっかりつかまり、とても強い尾羽でからだを支えています。
平成8年学習館西の林にて撮影



トマトの実に、こんなムシがついていることがありませんか?
我が家の家庭菜園には、せっかく赤くなったトマトにくっついて困っています。
虫がついたトマトは、味も落ちます。
調べていただいた結果、カメムシの幼虫と判明しました。
さなぎの時期を経ず成虫になることを
不完全変態といいます。



だいぶカメムシらしくなっている幼虫。
 
 


大きさは3~5ミリほど。
 
 
穴をあけられた木は迷惑でしょうし、トマトの汁を吸われた農家さんも迷惑。
でも鳥や虫たちも、生きていくためにがんばっているのでしょう。
暖かい目でみてあげようとは思うのですが・・・
やはりおいしいトマトがたべたいな!
 
 
 
 



学習館前の駐車場でネジバナが咲いていました。
自然が作り出した、なんと美しい螺旋の造形美でしょう。
ラン化の多年草で、小型だが花の形や色が美しく
鉢仕立てで楽しむ人も多い。