2013年2月24日日曜日

ボクトウガ

社家郷山を登山中、コナラの木の根元に、まるでお茶漬け海苔のあられを
まいたかのようなものを発見しました。一粒3mmくらいの粒つぶです。
これはボクトウガの幼虫の木くず糞です。

でもボクトウガの幼虫は木を食べているわけではないようです。
近年発表された論文によると、ボクトウガの幼虫は意図的に樹液を出すために
穿孔した穴の周りをかじっているのです。
そして樹液に集まった弱い小さな虫を捕食しているそうです。
ボクトウガの幼虫は樹液の滲出を促進するので、カブトムシクワガタなども
集まってくるそうです。

ボクトウガの幼虫の英名は「CarpenterWorm」大工さんの虫です。
ピッタリの名前ですね。


コナラとヒイラギの木の根元に注目

薄茶色の粒つぶが木くず糞です
                  

2013年2月8日金曜日

雪げしき

今シーズン2度目の雪化粧
甲山自然環境センター周辺は、2センチほどの積雪です。
午前10時の気温-2℃ 雪もちらつき
立春を過ぎたとはいえ厳しい寒さです。
林道への道
第一湿原
管理小屋上のひろば
早朝の自然学習館
雪の中のみやたんのお家

穴にいる虫をさがすシロハラ

虫は食べたの? いなかったの?

雪の朝 ジョウビタキもでてきました